韓国旅行～２０１７年第２２回釜山映画祭開幕

第22回釜山映画祭が2017年10月12日に開幕しました。

毎年秋に開催されているこの映画祭に初めて参加したのは確か2010年？そのときは『悪人』という映画を見ました。

放映後にゲストで妻夫木聡さん、深津絵里さんが舞台挨拶にきてくれ、遠くから見ることができました。

その他にも海雲台の砂浜上に置かれた舞台で宮崎あおいさんや大竹しのぶさんがあいさつをされていました。舞台がすぐ目の前で、こんなに間近で日本の大物の芸能人を見られるのも釜山映画祭の醍醐味ではないでしょうか。

釜山映画祭は年々拡大しており、2017年は海雲台含め釜山各地の映画館で様々な映画が放映されました。 

さて、この日ＣＧＶ新世界センタムシティー店で映画2本を見る予定だった私は、地下鉄一日券を購入することにしました。地下鉄一日券は地下鉄の券売機で5,000ウォンで購入することができます。(下写真)
韓国語が分からなくても、画面最初の言語選択ボタンで日本語を選択すれば日本語で案内してくれるので安心です。他にも英語や中国語も選択できます。 

1日券をゲットしました。この券があれば、1日自由に乗り降りができます。

もともとは片道１区間内で1300ウォン(交通カード利用時)～1400ウォン(現金支払時)、2区間で1500ウォン(交通カード利用時)～1600ウォン(現金支払時)なので、乗り降りの多い人にはお得です。

他にも一週間券の21000ウォン、一カ月券の60,000ウォンの２種類あります。ただ、7日間券は20回まで、一カ月券は60回までと乗れる回数に制限があるので、長期滞在でも地下鉄に頻繁には乗らない方であれば定期券の購入もよいと思います。(写真背景参照)

一日券を使ってさっそく센텀시티역(セントムシティヨㇰ／センタムシティ駅)に向かいました。到着後さっそく７階の映画館へ、赤いパーテーションの中に並び自分の番を待ちました。カウンター内の係の人に前売り番号とパスワードの見えるスマホの画面を見せたらチケットをくれました。(下写真)

無事に『彼女が名前を知らない鳥たち』(이름없는 새)と『彼女の人生は間違いじゃない』(그녀의 인생은 잘못이 없어)の２枚のチケットをゲットいたしました。

他の人がお話されているのを盗み聞きしたところ、映画は上映される当日のみ発券可能で、前もって他の日のチケットを発券することはできないようです。

発券後、百貨店内をぶらぶらし、一本目『彼女が名前を知らない鳥たち』を見ました。内容がかなり衝撃的・・。人によって愛の形はいろいろだと思いますが、私は阿部さん演じる陣治の愛し方も蒼井優 演じる十和子の愛し方も理解できませんでした。

出演されている俳優さんはもともと大好きな方ばかりなのですが、映画の中のキャラクターは私には嫌なキャラクターばかりで、上映が終わって出演者全員嫌いになりそうでした。でもそれだけ演技が上手だということですね。松坂桃李さんもいつもとは違う、かなり悪質な嫌な男で衝撃でした。それも見どころです。

２本目の映画まで時間があるので新世界のデパート内にあるカフェで休憩することにしました。

雰囲気はまずまず。

エスプレッソとここでもチーズケーキを注文しました。味は、うーん、微妙でした。エスプレッソはまあまあ、チーズケーキは町中のパン屋さんにありそうなパンに近いかなりあっさりチーズケーキです。私はやっぱりエンジェリノスコピのチーズケーキが好きです。

この後は西面(서면／ソミョン)に向かい、食堂で食事をすることにしました。

入ったのはこちらのお店『青林／창림(チャンリム)』です。

 路地裏にひっそりとあります。

注文したのはスントウブチゲペㇰパン(순두부찌개백반)定食です。やっぱりパンチャンがたくさんついています。どれも美味しかったです。

スンドゥブチゲの中に卵が入ってないけど、牡蠣がたくさん入っています。釜山ならでは！と思っていましたが、後で韓国人の友達に聞いたところ、ちょうど韓国国内の卵の中からフィプロニルなどの殺虫剤の成分が検出され、韓国全土で卵を食べると危ないと言われていた時期だったため、卵が入っていなかったようです。

そんなことがあったとは知らずバクバク食べました。美味しかったのでよし。

ちなみに『青林』は西面駅から歩いて数分の場所に位置します。

住所は⇒　釜山市 釜山鎮区 釜田洞 256-5　

です。美味しかったのでぜひ訪れてほしい釜山の食堂の１つです。

２本目の映画『彼女の人生は間違いじゃない』の時間となりました。上映場所はここです。

自分の人生を考える作品でした。上映後、瀧内公美さんと高良健吾さんが舞台上に出てきてくれました。高良健吾さんと挨拶できそうでしたが、恥ずかしくて諦めました。韓国映画祭は俳優さんに近づける機会が本当に多いのですが、なかなかチャンスをものにできません。次回はぜひ。

上映後、外は真っ暗になっていました。地下鉄に揺られながら映画のことを思い出し、色々なことを考えました。素敵な作品に出会えたことに感謝して、翌日に臨みます。